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| 今回の旅人は、お笑いタレントのヒロシさん(36歳)。「もう一発当てたい!」と、オーストラリアでのオパール堀りで、一獲千金のチャンスに挑戦します。 |
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オパール *
360度ぐるりと見渡せる途方もなく広い荒野に、アリ塚のような小山が無数に点在している不思議な風景。この広大な風景の地下に、人間が住む町があります。その町の名は、クーバー・ピディ。オーストラリア大陸南岸のアデレードから内陸に800キロ進んだ砂漠の中にあります。この地は、世界一のオパール産出量を誇り、無数の小山はオパールを採掘した跡なのです。そしてオパール関連業に従事するおよそ3500人の町民の約4割が、オパールの採掘跡である横穴を利用した「ダグアウト」という地下住居に暮らしています。 |
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* 一攫千金を目指して・・・ * 1915年、ヤチンソンという名の青年が初めてオパールを掘り出すまで、この土地はただの砂漠でした。しかし、七色の石が発見されると一獲千金を夢見る世界中の人々がこの町に集まるようになったのです。夏は気温が50度にまで上がり、冬は0度まで下がる地上の砂漠性気候に比べて、地下は通年25度ほどと温度が一定に保たれているため、オパール採掘者たちが地下に暮らすのは合理的な判断でした。ダグアウトと呼ばれる地下住居は、採掘跡の横穴を奥に掘り進めて部屋を広げ、天井から地上に伸びた穴が換気筒となっています。クーバー・ピディでは、住居だけでなく様々な施設が地下にあります。教会、本屋、画廊、博物館、パブ、カフェ、ホテル、なども地面の下にあるのです。町の人口は40カ国以上の出身者から成る約3500人。ギリシャ人、イタリア人、ドイツ人、スロヴェニア人など各地から一獲千金を夢見てやって来た人たち。採掘者だけでなく、オパール加工業者や仲買人も暮らしています。1年間、112ドルで一区画の採掘権を得ることができ、観光客でも決められた場所であれば採掘を許されています。観光で訪れた10歳の少年が、1万ドル相当のオパールを発見したという話もあるのです。 ヒロシさんはチェコ共和国出身のジョーさん(68歳)と採掘パートナーの契約を結び、掘り始めます。もともとこの一帯は、一億五千万年前までは海底だったのですが、その海が気候の変化で乾上り、珪酸と呼ばれる物質が地面の中の空洞や割れ目などに溜まってオパール化しています。オパールは自然環境の中で数百万年かけてじっくり作り上げられた奇跡の鉱物。中には、恐竜の化石や二枚貝などがそのままの形でオパール化したものが見つかることもあり、これらは大変な高値がつきます。果たしてヒロシさんは、オパールを掘り当てることができるでしょうか? |
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*裏話* ホームステイ初日の夜。ヒロシさんを歓迎するために家族がバーベキューパーティーを開いてくれました。「バーベキューは男の仕事だ」と言い切るティムさん、用意されたビーフ・ポーク・カンガルーの3種類の肉を次々と焼き始めました。ティムさん曰く「女が焼く肉は美味しくない」そうです。ヒロシさんもエプロンを借りてお手伝い。焼き加減を気にしながら待つこと20分・・・。しかし焼きあがった肉は丸焦げ。失敗したのかと思いきや、これが美味しい食べ方なんだそうです。肉の他にも、グラタンやサラダ、そしてヒロシさんのために、車で片道6時間かけてカキ(オイスター)を買ってきてくれていました。「砂漠の中で海産物が食べれるとは思わなかった!」と、ヒロシさん、家族の優しさを実感したのでした。 |
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