パラグアイに20以上ある民族舞踊の中でも、もっとも華やかで見せ場のある人気舞踊、その名は「ダンサ・デ・ボテージャス(ボトルダンス)」。頭の上にボトルを何本も乗せて踊ります。挑戦するのは、小学生の頃から日本舞踊、クラシックバレエ、タップダンスなど様々なダンスを習い、ダンスには自信があるという女優・大西麻恵さん(23歳)。
    


 


*パラグアイ*

南米の「心臓」と呼ばれるパラグアイ。南米大陸の中心にあり、ボリビア・アルゼンチン・ブラジルの3カ国に囲まれた内陸国で、農牧業が主な産業という日本とほぼ同じ大きさの国です。人口の97%は先住民グアラニ族と白人の混血で、公用語はスペイン語とグアラニ語、先住民文化とヨーロッパ文化がミックスされた独自の風習が残っています。また、日系移民が土地の開墾や農業改革を行ったことから、パラグアイ人は日本人に対して敬意をもっており、大変な親日国でもあります。

 

*ボトルダンス*

昔からパラグアイには、川から水を運び出す女性が、頭に水の入った壷を乗せたまま踊る「壷ダンス」がありました。そして50年ほど前、あるダンサーが、頭に乗せていた壷をうっかり落として割ってしまい、ワインのボトルを代用して踊ったことから『ボトルダン ス』が生まれたと言われています。パラグアイでは、ボトルダンスを踊ることで姿勢が良くなり、女性らしい仕草も身につけられると、習い事として大変人気があり、実際にボトルダンスが踊れる女性は結婚相手として引く手あまたなのだそうです。ボトルダンスを踊 るのは女性だけ。まず一本のボトルを頭に乗せることから始め、脚立に乗った男性メン バーがどんどんビンを足していきます。ビンを頭に乗せた状態でスカートの裾をつかんでくるくると回転したり、しゃがんだり、地面においたハンカチを取ったりするアクロバティックな動きもあります。現在、頭に乗せたビンの本数の最高記録は15本。ビンの重さ は500グラムから1キロ。例えば10本乗せると重さは最低でも5キロに達します。そんな重さを微塵も感じさせないほどにこやかな笑顔で踊りつづけるダンサーの技は、驚嘆に値します。

    

 

*裏話*

日本から、色々なお土産を持っていった大西さん。駄菓子、折り紙、ベーゴマ、けん玉・・・。中でも、みんなの注目をさらった秘密兵器がありました。それは、『ブーブー クッション』。クッションの下などに仕込むと、座った途端に「ブー」と鳴り響くもの。朝の練習を終えて、みんなが食卓に集まってくる時間。まずは娘のマカレナちゃんにブー ブークッションを披露すると、その面白さに大喜び!そこで、大西さんとマカレナちゃん、こっそりお父さんの座る椅子に仕掛けてみることに。何も知らないお父さん、いつも のように席に着くと、「ブー!!」特大音が響きました。驚いたお父さんも、メンバーのみんなも大爆笑。毎日のダンスの練習に勤しむ中での、ほっと一息つける楽しい時間でした。