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| チュニジアへ旅立ったのは、女優・美波さん(20歳)。ベルベル人の穴居住宅の暮らしを体験します。ホームステイするのは、マホムードさん(60)のお宅。現在は、お母さんのジャミーラさん(50歳)、次女のサミーラさん(20歳)、三男のズハイル君(17歳)の4人で暮らしています。 |
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*穴居住宅に暮らすベルベル人*
アフリカ北部、地中海沿岸に位置するチュニジア共和国。首都チュニスから、列車や乗り合いバスを乗り継ぎ南を目指します。映画『イングリッシュ・ペイシェント』や『スターウォーズ』の撮影にも使われた渓谷や砂漠を通り、チュニジアの先住民族であるベルベル 人の村に到着。12〜13世紀頃、アラブ民族に侵入され山岳地帯に逃げ込んだベルベル人は、独特の穴居住宅を作り、暮らすようになりました。穴居住宅は、アラブ人から身を隠すため石灰岩に大きな竪穴を掘り、縦穴の横面にいくつもの蟻の巣のような穴を作り住居としたもの。外的から身を守るのと同時に、乾燥したこの土地の風土によく合い、夏は涼 しく冬は暖かく快適で過しやすいのです。電気は通ってなく、夜はランプだけが頼りです。人目につかない場所がトイレになります。 |
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*美波さんを心待ちに…* マホムードさん一家が暮らす周辺には、10年程前まで12世帯が住んでいましたが、今はマホムードさん一家だけ。周囲10kmに住む人はいません。もともと7人家族でしたが、長男・次男は出稼ぎに、長女は結婚して町に行ってしまい、今は4人。次女のサミーラさんが家族を支えて働いています。学校に行ったことが無いサミーラさんには、女の子の友達がほとんどいません。放牧中に出会う人もいますが、男性ばかり。独身の女性は家族がいる前以外では男性と話してはいけないため、もう何年も家族以外と話をしていないのだと言います。「女の子の友達が欲しい」というのがサミーラさんの願い。美波さんのホームステイに、家族を説得して名乗りを上げたのです。 |
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*裏話* ホームステイ先に辿り着くまで、60時間以上かかった今回の旅。美波さんは、中部の町に位置するメトラウィ駅に乗り、進むことおよそ380km、セルジャ駅で下車。そこからは乗り合いバス(4〜5名が乗れるワンボックス車)での移動です。バスがまさに絶景と呼ぶに 相応しい場所を通りかかった時のこと、同乗したお客さんたちがバスを止めるよう運転手に頼みました。皆で下車し、その絶景を堪能したのでした。実はこの乗り合いバスは、好きな所で止めてもらえ、運転手も待っていてくれるものなのです。バスの乗客の人たちとサハラ砂漠で夕日を鑑賞している時、一人の老人が美波さんに、チュニジアに伝わるある格言を教えてくれました。「『良い人』と出会い、『良い景色』を見る、それこそまさに『良い日』なのだ」と。今回の旅は、まさにその言葉に集約されたものになっています。放送をお楽しみに! |
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