旅に出たのは、俳優・黒田勇樹さん(25歳)。スイス最大の都市・チューリッヒから電車で 3時間の、チャムット村から旅を始め、ライン川を下ります。
    


 


*ライン川*

「なじかは知らねど心わびて」というローレライの歌で知られるライン川。ライン川は、スイス・アルプスに源を発し、リヒテンシュタイン公国、オーストリア、フランス、ドイツ、オランダの国内や国境を流れ、北海に注ぐ、全長1324km、流域面積22万4400km(日本の本州とほぼ同じ大きさ)の大河です。ローマ時代から現代に至るまで、ヨーロッパの 歴史、文化、経済に大きな影響を与えてきました。

 

*ライン川を下る旅、宿泊先は?*

ライン川の源流の1つであるスイスのオーバー・アルプ峠付近のトーマ湖(標高2344m)。そこから、電車や商業船、観光船などを乗り継ぎ、ライン川を下る黒田さん。興味を抱いた場所に立ち寄り、様々な人と出会います。(時には結婚式に遭遇したり、オルゴール博物館の館長さんと出会ったり…。)泊まるところは決まっていないので、泊めてくれる人を自分で見つけなければなりません。何が起こるか分からない、ドキドキの旅です。

    

 


*裏話*


黒田さんのライン川を下る旅が、ドイツへと入ってからのある日こと。黒田さん、朝、食欲がありませんでした。その日のホームステイ先を探さなければならないので、気が気ではなかったのです。日中もいろいろと大忙し。昼食をしっかり食べている時間はありませ んでした。ようやくホームステイ先も見つかり、ひと安心。夕食を楽しみにしていた黒田さんに、予想外の事実が待ち受けていました。夕食は、“パンと卵とハム”だけで、あっという間に「ご馳走様!」。実は、ドイツでは昼食をしっかり食べ、夕食は質素に済ませる習慣があったのです。お腹が空いた黒田さん、楽しみにしていた夕食だっただけに、「パンと卵とハム、なんだか朝ごはんを食べているみたいで、寂しいです」とこぼしていました。